PETでスクリーン印刷をした時、印刷ズレの不良がでるのですが、どのように対策をすればよいですか?
PETは、2軸延伸法にて材料が作られている。幅、流れ方向によって伸縮率が違うので、
印刷前に一定温度でアニール処理をし、基材の伸縮応力をあらかじめ放出させます。
具体的には、PETフィルムを印刷時と同じか、もしくはそれよりも高めの温度(例:60℃程度〜など)で数分〜数十分程度保持し、伸縮を落ち着かせる方法です。
この工程を行うことで、印刷中や乾燥時に急激な伸縮が起こりにくくなり、印刷精度を高めることができます。